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インターベンションデバイス機械特性測定機

ガイドワイヤー伝達特性測定機
 手元側測定回センサと先端側測定センサー、測定機本体、測定パソコンで構成されています。
 手元側測定回転センサでは伝達角度の測定が、先端側測定センサでは先端トルク測定を行うことができます。

ガイドワイヤー伝達特性測定機
装置概観


[1]



<測定例>

ガイドワイヤー伝達特性測定例


<角度伝達測定>

角度伝達測定グラフ
手元側を360度回転させたときの先端側角度の測定



<先端トルク測定>

先端トルク測定
手元側を回転させた時の先端側微小トルクの測定



<ガイドワイヤーのトルク伝達性比較>
 任意のグループ上でのガイドワイヤーの手元回転角度と先端に伝わるトルク力の測定(当社比)

先端側をトルクセンサで固定した状態で、手元側を4回ねじります。
回転角度に応じて、先端側にねじりトルクがかかります。
その時の回転角度とトルクの関係をグラフ化測定です。


ガイドワイヤのトルク伝達性比較
カテーテルを一回転のループを形成し、カテーテル内に水を注入



ガイドワイヤー先端破断
ガイドワイヤー先端破断測定では、先端チャックにロードセルを接続するか、エアーベアリングに接続するかを選ぶことによって、荷重を変えて測定できます。

<ロードセル>
 ロードセルでは、ワイヤーを回転させるとワイヤー本体が縮むため、荷重が増えます。

ロードセルタイプ

<エアーベアリング>
 エアーベアリングでは、ワイヤーを回転させるとワイヤー本体は縮みますが、先端側が寄り付くため、荷重は常に一定の状態になります。

エアーベアリング


カテーテルの摺動応力測定
カテーテルの押込み摺動の操作力と押込み量を連続的に測定できます。
また、実際の手技に応じた押込みと抜き取りを繰り返した操作力も測定できます。
図1
摺動グラフとテンプレート


測定データ
専用ソフトウェアは、測定データをリアルタイムに表示できます。また、グラフ化機能も付いており、見やすい仕様になっています。測定データはCSV形式でダウンロードできるため、管理が大変便利です。

測定データ


周辺部品(オプション)
 ●チャック
  手元側と先端側、それぞれ金属、樹脂素材のチャックがあります。
 ●測定プレート
  ガイドワイヤーのトルク伝達性やカテーテルの押込み摺動応力をはかるための、模擬的な血管モデルです。
  マイクロカテーテル用とガイドワイヤー用があります。
 ●測定架台
  測定プレートやセンサーを固定するためのものです。
  縦型と横型があり、縦型のみサイズの大きいものと小さいものがあります。