- 株式会社 プロテック|トルク測定及び検査治具、包装・アッセンブリ - http://protec5461.co.jp/protec -

ガイドワイヤー摩擦摺動試験機

概要
本摩擦摺動試験機は、ガイドワイヤーやカテーテルに対し、摩擦板を一定速度で摺動させることで、左右に摩擦を与える試験を行うことが可能な装置です。ワーク表面の摩擦力を測定することが出来ます。
温水槽を装備しており、一定温度に保たれた水中(室温~40度±2度)で試験を行うことが出来ます。体内環境に近い温水中での試験が可能です。温水槽は取り外しが可能なため、洗浄も容易です。
測定結果はPC上にリアルタイムでグラフで表示され、測定データをCSVファイル形式で保存することが出来ます。また、パラメータを任意で設定することが出来ます。500回の耐久往復試験が可能です。

摩擦摺動試験機 外観
ガイドワイヤー摩擦摺動試験機 外観

摩擦摺動試験機_摺動部
摺動部
摩擦摺動試験機_温水中での試験の様子
温水中での試験の様子

[1]



装置プロモーションムービー ◀ UPDATE!



特徴
● ガイドワイヤーやカテーテルの摩擦試験が可能
● 温水中で試験が行えるよう温水槽を装備
● 温水槽・ヒーターの取り外し・洗浄が可能
● 生理食塩水等の薬液でも腐食しない樹脂製の温水槽
● 測定結果をPC上にリアルタイムでグラフ表示
● 測定データはCSVファイル形式で保存が可能
● 500回の耐久往復試験が可能
● ワークの着脱が簡単
● 長いワークも切断せずに試験が可能
● ワークサイズに応じたチャックと摩擦板によりワークの変形を防止



試験項目
摺動摩擦測定・・・摩擦板に発生する力をロードセルで測定します。

● 単発試験
 繰返し動作ではなく、単発の動作を行います。(主に繰返し試験前の確認に使用します)
● 繰返し試験
 繰返し動作させながら、1回ごとの測定データを自動的にファイルセーブすることが出来ます。
 また、1回ごとの荷重値の平均値のみを逐次1つのファイルに蓄積することが出来ます。
● 繰返し試験(重ね描き)
 上記と同じく、繰返し動作させながら、1回ごとの測定データを自動的にファイルセーブし、
 平均値のデータも逐次蓄積します。上記の繰返し試験との違いは、グラフ描画の際に、
 1回ごとに描き直しを行うのではなく、前のグラフに重ねて描くことです。
 この機能により、試験結果の再現性を確認することが出来ます。



定格仕様
<摩擦力測定>
荷重定格5N
センサ精度±0.2% of F.S
荷重分解能0.001N

<摩擦板圧力測定>
荷重定格20N
センサ精度±0.1% of F.S
荷重分解能0.01N

<制御仕様>
速度11~9,000mm/分
(0.2~150mm/秒)
制御電動シリンダ
制御方式パルス制御
設定分解能1mm/分
(或いは0.1mm/秒)
測定長10mm~300mm

<温調仕様>
温調方式投げ込みヒータ
設定温度室温~40度±2度



ソフト画面
摩擦摺動試験機_ソフト画面 摩擦摺動試験機_グラフ画面



御見積やお問い合わせはこちらから
ガイドワイヤー摩擦摺動試験機に関する御見積やお問い合わせは、お問い合わせフォーム [2]もしくはTEL(042-741-7690)より、お気軽にお問合せください。