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シュリンク包装とは

シュリンク包装とは?
『シュリンク(shrink)』という言葉には、「縮む」「収縮」などの意味があります。 『シュリンク包装』とは、熱収縮性のプラスチックフィルムで被包装物を包み、加熱してフィルムを「収縮」させることで、フィルムを被包装物の形状にピッタリと密着させる包装方法のことです。
シュリンク包装は、汎用性の高い包装方法であり、メディアから書籍、文房具、雑貨品、食品、化粧品、医薬品、医薬部外品、印刷物、物流に至るまで、幅広い分野で用いられています。製品保護や開封防止・梱包手段・商品ラベルなど、多彩な用途で使用されることから、シュリンク包装は、日常の中でも見かける機会の多いポピュラーな包装手段の一つです。身近にあるシュリンク包装の代表例としては、DVD/BDケースや漫画本、ノート、乾電池、ペットボトルなどが挙げられます。

※プロテックでは、DVD/BD、CDなどのメディアを中心とした製品のシュリンク包装を行っております。
概要や対応製品、対応範囲など、詳しくはこちらから!


シュリンク包装の一例:
シュリンク包装されたトールケース
DVD/BDのシュリンク包装
シュリンク包装されたデジパックCD
デジパックCDのシュリンク包装
シュリンク包装されたDVD-BOX
DVD/BD-BOXのシュリンク包装
シュリンク包装されたノート(文房具)
ノートのシュリンク包装
シュリンク包装された漫画本(書籍)
漫画本のシュリンク包装
シュリンク包装された筒状の製品
筒状の製品のシュリンク包装




シュリンク包装の主な流れについて
シュリンク包装は、主に以下のような流れで行われます。

① 被包装物を熱収縮フィルムで包む
被包装物をシュリンクフィルムで包みます。
この時点ではまだ熱を加えていないため、被包装物とフィルムの間にゆとりがある状態です。

② 加熱する
シュリンクトンネルと呼ばれる、熱風を発する設備の中を通過させます。
フィルムに合った適切な温度の熱を加えることで、フィルムが瞬時に収縮します。

③ フィルムが収縮する(シュリンク包装の完了)
フィルムが熱収縮することで、被包装物の形状にピッタリと張り付きます。
これでシュリンク包装は完了です。

④ 検査
フィルムの皺や微細な混入物などの不良がないか、完成品の状態を確認します。

シュリンク包装の流れ




シュリンク包装のメリットとは?
シュリンク包装には、以下のようなメリットがあります。

① 保護性(異物の混入防止、傷防止、汚れ防止、劣化防止など)
シュリンク包装では、被包装物をフィルムで包むため、異物の混入防止や、傷や汚れなど被包装物への直接的なダメージの防止、被包装物の劣化や色褪せなどを防止する効果を期待することが出来ます。そのため、被包装物の品質や価値を保護することに繋がります。

シュリンク包装のメリット_汚れ・異物混入の防止


② 開封防止
シュリンク包装では、被包装物をフィルムで包むため、意図しない開封を防ぐすることが出来ます。開封防止・改ざん防止・立ち読み防止などの手段の一つとしても使用されています。

シュリンク包装のメリット_開封防止


③ 複数の製品の同梱が可能
シュリンク包装では、複数の被包装物をフィルムで包むことで、一つにまとめることが出来ます。セット品や小サイズの物品、大きさの異なる製品同士の結束や、おまけの梱包などでも使用されています。

シュリンク包装のメリット_形状の異なる製品の結束


④ 荷崩れの防止
シュリンク包装では、熱収縮によりフィルムが張られることで、被包装物が固定されるため、荷崩れを防止することが出来ます。カタログなどの印刷物や小サイズの物品など、崩れやすい製品の輸送時におけるずれ、ばらけの防止の手段の一つとしても使用されています。

シュリンク包装のメリット_荷崩れの防止


⑤ 商品ラベル
シュリンク包装では、透明フィルムだけでなく、印刷フィルムが使用されることもあります。予め文字や絵柄などを印刷したフィルムを使用することで、ラベルとしての機能を持たせ、商品説明や広告宣伝などを目的とした用途で、シュリンク包装が使用されることもあります。


⑥ パッケージング
シュリンク包装では、フィルムを熱収縮させるため、張りのある外見に仕上がります。フィルムの光沢感で、製品を美しくパッケージングします。また、一度開封するとフィルムが破損するため、製品が未開封もしくは新品であることをアピールすることが出来ます。

シュリンク包装のメリット_パッケージング




シュリンク包装の種類について
シュリンク包装にはいくつかの包装形態があり、様々な用途で使用されています。

● L型三方包装
半折フィルムを用いて、フィルムの折り目以外の三方の面をシールし、熱収縮させます。様々な被包装物に対応できる包装形態です。

● ピロー型三方包装
枕(ピロー)の縫い目のように、H型にフィルムをシールし、熱収縮させます。

● スリーブ包装
被包装物の胴回りをフィルムで包装し、熱収縮させます。完全密封されず、開口部があるのが特徴です。

● キャップシール
筒状に加工したフィルムをビンやボトルなどのキャップに被せ、熱収縮させます。キャップの開封防止を目的とし、食品などでよく使用されます。

● ラベルシュリンク
筒状に加工したフィルムをビンやボトルなどの本体に被せ、熱収縮させます。印刷フィルムを用いてシュリンク包装を行うことで、商品ラベルとしての機能を持たせ、ペットボトルなどでよく使用されます。

● R製袋
底部の角を丸く加工したフィルムを用いて包装し、熱収縮させます。曲面の多い被包装物のシュリンク包装に適しており、スプレー缶などでよく使用されます。



当社では、メディアを主とした製品のシュリンク包装を承っております
プロテックでは、DVD/BD、CDなどのメディアを中心とした製品のシュリンク包装を行っております。
概要や対応製品、対応サイズなど、詳しくは詳しくはこちらをご覧ください。
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