概要
本装置は、HEV/HV用やEPS（電動パワーステアリング）用・ポンプ用などの“各種車載用モータ”の温湿度環境下での基本特性試験が可能なモータトルク総合測定機です。
負荷ベンチを恒温恒湿槽と連結させることで、温湿度環境試験（例：-40℃～150℃）を行うことが出来ます。また、負荷ベンチ部をトルクセンサに交換することにより、トルクリップル測定やコギングトルク測定を行うことも可能で、汎用性に優れています。






装置外観







特徴
●温湿度環境試験が可能
恒温恒湿槽へ負荷ベンチを連結することにより、温湿度環境試験（例：-40℃～150℃）に対応した測定を行うことが可能です。

●トルクリップルの測定、コギングトルクの測定が可能
負荷ベンチ部をトルクセンサに載せ替えることにより、トルクリップル測定やコギングトルク測定が可能になります。

●パラメータの任意設定が可能
測定操作はパソコン画面上から行うことが出来ます。測定パラメータは任意で設定することが可能です。


●測定データのリアルタイムグラフ表示とCSV保存が可能
測定結果はリアルタイムにパソコン画面上にグラフ表示することが可能です。また、測定データをCSVファイル形式で保存することも出来るため、データの管理・解析が容易です。


※本装置に関するお問い合わせや御見積は、お問い合わせフォームもしくはTEL（042-741-7690）より、お気軽にお問合せください。



仕様一例
N-T特性測定用負荷ベンチ

トルクリップル測定センサ

コギングトルク測定センサ

※上記は一例です。
※上記以外の仕様についても製作致します。こちらよりご相談ください。



測定データ例
●N-T特性測定
運転中の測定データをリアルタイムにグラフ表示します。ブレーキトルクをゼロから定格トルクまで変化させながら測定を行います。



●トルクリップル測定
X軸を時間、Y軸をトルク・回転数・角度・電流のグラフ波形を表示します。



●コギングトルク測定
X軸を角度、Y軸をトルク・回転数のグラフ波形を表示します。