本装置は、手元側トルクセンサでローラーを回し、ガイドワイヤーをテンプレートに押し込み、抜き取ることにより、摩擦力を測定することが出来ます。押し込み・引き抜き力を連続的に測定(往復測定)することが可能で、往復測定を繰り返し測定することも可能です。
測定結果はPC上にリアルタイムにグラフで表示され、測定データをCSVファイル形式で保存することが出来ます。また、パラメータを任意で設定することが可能です。
ガイドワイヤー摺動応力測定機 外観
装置プロモーションビデオ
特徴
● ガイドワイヤーをテンプレートに押し込み、抜き取ることで、摩擦力を測定
● 押し込み・引き抜きを連続して測定(往復測定)することが可能
● 往復測定を繰り返し測定することが可能
● 移動距離や移動速度等はパラメータ画面にて設定可能
● 測定結果はパソコン画面上にリアルタイムにグラフ表示
● 測定データはCSVファイル形式で保存が可能
※本装置に先端側センサを増設することで、ガイドワイヤーやカテーテルの伝達特性を測定する
ことが可能です。詳しくはこちらから。
試験項目
摺動摩擦測定・・・ガイドワイヤーをテンプレートに押し込み、抜き取ることで摩擦力を測定。
● 単発試験
繰返し動作ではなく、単発の動作を行います。(主に繰返し試験前の確認に使用します。)
● 繰返し試験
繰返し動作させながら、1回ごとの測定データを自動的にファイルセーブすることが出来ます。
また、1回ごとの荷重値の平均値のみを逐次1つのファイルに蓄積することが出来ます。
● 繰返し試験(重ね描き)
上記と同じく、繰返し動作させながら、1回ごとの測定データを自動的にファイルセーブし、
平均値のデータも逐次蓄積します。上記の繰返し試験との違いは、グラフ描写の際に、
1回ごとに描き直しを行うのではなく、前のグラフに重ねて描くことです。
この機能により、試験結果の再現性を確認することが出来ます。
測定仕様
トルク | 最大トルク | 30mNm |
---|---|---|
トルク表示 | ±30.00mNm | |
トルク分解能 | 0.01mNm | |
センサ精度 | ±0.5% of F.S | |
零点移動 | ±0.4% of F.S | |
トルク総合精度 | ±1±2Digit | |
ピークホールド機能 | 標準装備 | |
機械的応答周波数 | 約20ms | |
過負荷保護対策 | 装備 (負荷が105%を超えるとセンサ停止) | |
回転数 | 回転数精度 | ±1% of F.S |
使用回転数可変範囲 | 1~300rpm | |
分解能 | 1rpm | |
角度 | 角度表示 | 1999.9度 |
分解能 | 0.1度 | |
角度表示精度 | ±0.1度 |
パラメータ画面、グラフ画面
パラメータ画面
グラフ画面
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